府中町ゼミ・三原先生の手ほどき
竹トンボは、日本の伝統的な手作りおもちゃのひとつ。材料は竹だけ、道具はナタとのこぎりがあれば、だれでも作れます。府中町ゼミで三原先生の指導のもと実際に取り組んだ手順をご紹介します。
竹トンボは 「羽」 と 「棒(軸)」 の二つの部品でできています。ここでは、肝心の「羽」のつくり方を説明します。
まず、太い竹をナタで割って、薄い板を切り出します。ナタを当てて木槌などで叩くと、まっすぐ割れやすくなります。
切り出した板の中心(センター)に、棒(軸)を通すための穴をあけます。穴の位置がずれると回転のバランスが崩れるので、左右の端から等距離の点を正確に決めましょう。
穴の左右に、のこぎりを入れる目印の線を引きます。穴の左を A線、右を B線 とします。線の間隔はおおよそ 10〜15mm。板の表裏両面に線を引いておきましょう。
ここが竹トンボづくりの「肝」です。完成した羽をヘリコプターのプロペラのように上から見るとこうなります:
この「逆向きのねじれ」があるから、回転したとき空気を押して上に飛び上がります。
A線・B線それぞれの表と裏から斜めにのこぎりを入れます。板の角(コーナー)に向けて斜めに入れるイメージです。
のこぎりの切れめをガイドにして、板の端の方向からナタを入れ、対角線以外の部分を削ぎ落とします。A面・B面をそれぞれ片側ずつ行います。
ナタで削いだ後、やすりやカッターナイフでさらに薄く削って仕上げます。
穴に棒(軸)を差し込んで完成です。ゆるい場合は木工用ボンドで固定します。
棒を両手のひらで挟み、前に押し出すようにして回します。右手を前に出すように押すと、上から見て反時計回りに回転します。手のひらがすべらかに動くほど、高く飛びます。
最初はなかなかうまく飛びませんが、何度かやっているうちにコツがつかめてきます。ぜひ挑戦してみてください!