予定を書き込むと、その日の方位盤が重なる予定帳を作りました。名前は「方位予定帖」です。月の暦をマウスでなぞると方位盤が付いてきて、九つの星が日ごとに升目を移っていきます。まずは、動いている姿をご覧ください。
占いや方位に、私がまじめに向き合うようになったのには、わけがあります。
先妻が癌を患いました。その発見から逝去までの経過は、牧正人史先生の人生グラフが示していたとおりでした。
妻を医療機関に連れて行った日は、暦の上で最も凶とされる日に当たっていました。そこから転院した日もまた、最も凶の日でした。
それ以来、何か事があるときには、暦と方位を見るようにしています。見ておくと、安心できるからです。決めごとの参考として、いつもそばに置いています。
この方位予定帖は、そうして私自身が欲しいと思った道具です。
九星の盤では、日が変わるたびに九つの星が決まった順路で升目を移ります。中宮から北西、西、北東、南、北、南西、東、南東へと移る順路です。方位予定帖では、月の暦をなぞると盤が付いてきて、星がこの順路どおりに一升ずつ移っていきます。冬至のころから夏至のころまでの陽遁では前へ、夏至のころから冬至のころまでの陰遁では逆へ回ります。
生年月日を登録すると、ご自分の本命星から見た各方位の吉凶を色で分け、凶の方位にはその理由(五黄殺・暗剣殺・本命殺・本命的殺)を添えます。盤は日盤・月盤・年盤を切り替えられます。
盤の形は、暦に載っている四角の九宮盤にしました。お手元の暦と並べて、そのまま見比べられるようにするためです。
・節入り・夏至・冬至の時刻は、天文計算で1900年から2100年までを求めました。国立天文台の『暦要項』と照らして、差は1分以内です。
・年盤は立春で、月盤は各月の節入りで切り替えます。日付だけで年や月を区切る簡易な計算では、1月から立春の前日までの盤がずれてしまいます。
・日盤は、冬至・夏至に最も近い甲子の日で陽遁・陰遁を切り替えます。閏の入る年(次は2031年)も暦どおりに扱います。
・方位の吉凶は、高木彬光『改訂版 方位学入門』の方位表と同じ規則で判定しています。表の648通りすべてと一致することを確かめました。
方位予定帖は、AIの電さん(AnthropicのClaude)との協働で作りました。私はこの付き合い方を「電任」と呼んでいます。丸投げでも使い走りでもなく、互いを信頼して仕事を分け合う関係です。
今回も、私が「こういう道具が欲しい」と話し、電さんが暦の計算を組み立てて、国立天文台の暦や市販のカレンダーと突き合わせて確かめました。月の暦をなぞると盤が回る仕組みは私の発案で、電さんがそれを予定帖に組み込みました。
予定の記録と今日の日盤は、いまでも無料でお使いいただけます。ほかの日の方位盤・月盤・年盤と吉凶の色分けは、近日、1,000円(購入日から1年間・自動更新なし)で公開する予定です。
予定を書き込み、今日の盤を回してみてください。予定はお使いの端末の中にだけ保存されます。
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牧正人史先生が昭和三十三年に発見された姓名科学の体系を、デジタルの形で遺す仕事を続けています。冒頭に書いた人生グラフも、この体系から描かれるものです。お名前から、その方の持つ数理をご覧いただけます。
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