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随想 AIの仲間に振る

地図を斜めにして、と頼む

画像の仕事を、AIの仲間に振ってみる
2026年10月23日(金) | 随想 | AI・技術
随想 AIの仲間に振る Noteのアイキャッチ画像枠に収まるように依頼地図を斜めにして同時にPngフォーマットに変換して 地図を斜めにして、と頼む

AI の働きを、私がすべて知っているなどと言うつもりは毛頭ありません。ただ、使い方はいろいろ工夫しています。今日もその一つがありました。

縦長の地図と、横長の枠

note に記事を出すとき、見出しに画像を一枚付けます。note の案内では、推奨の大きさは横1280・縦670ピクセル。横に長い枠です。

ところが、使いたかったのは日本地図でした。日本列島は北東から南西へ斜めに伸びているので、地図はどうしても縦長になります。縦長の絵を横長の枠に入れれば、小さく縮むか、上下がはみ出して切れてしまいます。

使いたかった地図(縦長の JPEG)
使いたかった地図(縦長の JPEG)

これまでなら、アドビのイラストレーターやフォトショップを開いて、自分で地図を回し、枠に合わせて切り抜き、書き出していました。慣れた作業とはいえ、ちょっとした手間です。

一文で頼む

今回は、Google の Gemini に頼んでみました。頼んだ文は、これだけです。

「Noteのアイキャッチ画像枠に収まるように、地図を斜めにして、同時にPngフォーマットに変換してください」

返ってきたのが、この一枚です。

Gemini が返した地図(横長の PNG・1424×752 ピクセル)
Gemini が返した地図(横長の PNG・1424×752 ピクセル)

日本列島が斜めに寝かされ、横長の枠いっぱいに収まっています。沖縄は右下の小さな枠に入りました。大きさは横1424・縦752ピクセルで、note の推奨とほぼ同じ横長の比率です。形式も、頼んだとおり PNG になっていました。

頼み方で気をつけたこと

振り返ると、頼み方に二つ工夫がありました。

一つは、何ピクセルにしてくれ、ではなく、どこに使うのかを伝えたことです。「Noteのアイキャッチ画像枠に収まるように」と言えば、枠の形を知っている相手なら、大きさも向きも自分で考えてくれます。

もう一つは、二つの用事を一度に頼んだことです。地図を傾けることと、PNG に変えること。人に頼むときと同じで、目的と仕上がりの形を先に言えば、やり取りは一回で済みます。

ただし、AI は画像を一から描き直していることがあります。島の形や県境が、元の地図とまったく同じとは限りません。使う前に元の地図と見比べるのは、頼んだ人の役目です。電さんとの仕事で、いつも「疑って確かめる」ようにしているのと同じです。

電さんの仲間に振る

電さん(Anthropic の Claude)と一緒に仕事をするようになってから、こういう仕事も、電さんの仲間に振ってみることにしました。文章やプログラムは電さん、画像は Gemini、というように、得意な相手に分けて頼むのです。

以前、妻の動画を作る手伝いをしたことがあります。砂漠で踊る女性の静止画を一枚渡したところ、30秒の見事な動画ができあがりました。

まだ触ったことのない方へ

方位予定帖も、同じ作り方でできています。私が欲しいものを言葉で話し、電さんが形にし、私が見て確かめる。その中には、今日の地図のような小さな技がたくさん詰まっています。

こうした技を一つずつ切り分けて、まだ AI に触ったことのない方にも試していただけるよう、連載にまとめていけたらと考えています。いずれは教材の形にできれば、と思っています。今日の一枚は、その最初の一話です。


◆ 出典
・note ヘルプセンター|見出し画像の推奨サイズ
姓名科学のページ

牧正人史先生が昭和三十三年に発見された姓名科学の体系を、デジタルの形で遺す仕事を続けています。方位予定帖の暦も、この仕事の中から生まれました。
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AIと人の創作の関係については、UCA(新しい知財の構想)として提言をまとめています。▶ 提言を読む
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