相性の研究室

夫婦、親子、友人、職場の相手、そして会社や国との相性を、原典第2章の採点法どおりに数えます。二つの姓名分析図の間で、同じ画数、4倍の画数、末尾の同じ画数、そして2倍・8倍の画数(反相性)を一つずつ拾い、共に上昇する時期と反発する時期の相性度を出します。

二つの名前を入れる

人は日常で名乗っている姓名で見ます。結婚して20代は2年、30代は3年、40代は4年以内であれば、夫婦とも旧姓で見ます。会社・団体・国は、正式な名称を上段と下段に「・」で分けて入れてください(例:松下電器産業・株式会社、株式会社日立・製作所、中華民・国)。英語名は姓を左、名を右に入れます(ミドルネームは用いません)。画数は旧字体で、字画表にない字は画数の欄に数字で入れてください。

原典の相性の出し方

同じ画数は、同じ数意と同じ人生グラフの波長をもち、互いを引き寄せる力をもちます。これを相性といい、原典は三つの型に分けて点を与えます。二人の画数に同じ数があれば完全相性で一つにつき3点、4倍(または4分の1)の数があれば準相性で一つにつき2点、末尾の同じ数があれば補佐相性で一つにつき1点です。準相性や補佐相性の数は、よく似た人生グラフの波長をもっています。

一方、2倍・8倍(または2分の1・8分の1)の数は反相性で、一つにつき6点と数えます。片方の人生グラフが最盛期のとき、もう片方は最衰期にあるという具合に、両極端な現象を示す数です。

数え方は、その型の組に加わった数を、二人それぞれ一つずつ数えます。たとえば山本丈晴さんのⓇ27と、山本富士子さんのⓆ27・Ⓦ27は、三つで9点です。二人の名前のⓂとⓂの組は、同じ姓であってもなくても採点しません。Ⓜと他のポイントの組は採点します。

こうして得た相性数と反相性数から、二つの相性度を出します。共昇期(最良の状態にある時)は相性数と反相性数の合計で、共昇期には反相性も相性と同じように強い吸引力として働きます。反発期(最悪の状態にある時)は相性数から反相性数を差し引いた点です。反相性は無いことが最も理想ですが、愛情で固く結ばれた家族や友人の間では、互いの危機を乗り越えていく実例もたくさんあります。

会社・団体・国は、人の十二のポイントに、Ⓐ〜Ⓛを加えた二十四のポイントで分析します。人と会社の相性は、人の十二と会社の二十四、計三十六のポイントで調べ、採点法は人と人の場合とまったく同じです。相性や反相性があるポイントの属する部門(経営・管理・資金・販売・施策・生産)が、その人と会社との結びつきの場所を示します。

一般に人は、勤める会社と10点から20点前後の相性数をもっています。数値が低くても反相性をもたないことが理想です。反相性数の合計が相性数の半分を越える場合は、その職場は向いていないといえ、反相性数が相性数を越える場合は、改名しても遅すぎるので転職を考えた方が無難とされます。一方、会社の創設者は最も多くの相性数を揃え、相性と反相性を同時に多くもつことが特徴で、それが初期の経営の困難さを意味します。

典拠:牧正人史『姓名(なまえ)』第2章「姓名があなたの相性関係を左右する」pp.98–136

本書の実例との照合

分析図の数(二十四ポイント)は、本書に載る人・会社・国・英語名の17例、262項目がすべて一致しています。相性の採点は、本書の実例18組と突き合わせた結果を下に示します。内訳まで載っている4組(山本夫妻、司葉子さんと相沢英之さんの結婚前・結婚後、細川隆元さんと小汀利得さん)は完全に一致しました。

一致しない組は、本書の手計算の数え落としと考えられるものがほとんどです。たとえば羽仁進さんと未央ちゃんは「共昇期102点、反発期3点」とありますが、共昇期と反発期の差は反相性の点(6の倍数)の2倍なので、差は12の倍数になるはずで、99にはなりません。また、ケネディ大統領のⓋ32とアメリカのⒶ・Ⓣ・Ⓤ4(8倍の反相性)は、ニクソン大統領の同じ組では数えられているのに、ケネディの計算では数えられていません。このページは、原典の定義をすべての組に同じように当てはめています。